高級木材、希少な木材を贅沢に使って作られました

イギリスの家具史研究家「パーシー・マッコイド」は家具の歴史を,使用された木材からオークの時代1400‐1660年,ウォールナットの時代1660‐1720年,マホガニーの時代1720‐1770年,サテンウッドの時代1770₋1830年と時代区分しました。

19世紀中頃には作られる家具の様式や仕様によってさまざまな木材が使われてきました。

現在に残る上質なアンティーク家具はこれらの木材を使ったものが多くございます。

それを知るとアンティーク家具の見方がより楽しいものになるかと思います。

世界三大銘木で、唐木三大銘木で有名な木材をご紹介。もちろんそのほかの木材ではあまり聞くことのない木材まで。

当時から高級なものや時代とともに高騰していったもの、またそれらの材質は使われる家具の用途やパーツによっても違います。

それぞれの木材は家具の用途や、つくり、当時の流行はもちろん、時代背景をも関係しているのです。

※すべてアンティーク家具の世界をもとにしている内容です。

いくつかの木材をご紹介

 オーク

 堂々とし佇まいから西洋では「森の王」と呼ばれております。

オークはヨーロッパでも多く生育していたため、古くから使われてきました。

杢目の美しさや堅い材質により、高級家具や一般的な家具、建築の構造体など幅広く使われてきました。

 

 オーク材で作られた豪華な大型のコンソールテーブルの彫刻

 

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ウォールナット(ウォルナット、ウォルナッツ)

世界三大銘木の一つで現在では高級木材としても知られておりますね。それは富の象徴とも言われてきました、、、

現代のウォールナットと当時(アンティーク家具)のウォールナットでは同じ広葉樹ですが、ちょっと種類が違うのです、、、

 

ウォールナット材、その優れた性質により作り出せた繊細で手の込んだ彫刻

 

詳細は画像をクリック

 

マホガニー

 世界三大銘木の一つで知られているマホガニー、美しい色と初めて見つけられた場所から「カリブの宝」と言われている。

優れた性質によりイギリスではビクトリアン様式などの当時の高級家具に使われ華美な彫刻や透かし彫りが施され、富の象徴ともいわれた。

家具だけではなくイギリスの貴族やお金持ちのお屋敷の内装にも多く使用されている。

過去の歴史において悲しい現実も。。。現行品の家具には本物のマホガニーと言われるものはございません。。。

詳細は画像をクリック(写真はウォールナットで作られたアルモワール)

 

 

ローズウッド

準備中

 

ローズウッドので作られた大変希少なベッドセット2019年8月末入荷予定★

 

サテンウッド

準備中